本日のマザーズ先物は、為替の円安・ドル高や米ナスダック総合指数の4日連続の史上最高値更新など投資家心理の改善を背景に、買い優勢で始まりそうだ。前日のマザーズ市場は、米国株高など良好な地合いを追い風に朝方から買いが先行した。個別材料株や直近IPO銘柄に関心が向かったほか、バイオ関連株も引き続き物色人気が続いた。
前日の日経平均が上値の重い展開となるなか、個人投資家の短期資金がマザーズ銘柄に向かった側面もあり、この流れが続く場合はマザーズ先物にも好影響を与えよう。
ただ、急ピッチの上昇に対する高値警戒感もくすぶっており、上値での戻り待ちの売りを吸収できるかが焦点となってこよう。上値のメドは1040.0pt、下値のメドは1010.0ptとする。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:米株高や円安を眺めて買い優勢の展開