15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円06銭から110円43銭まで下落し、110円74銭で引けた。トルコのエルドアン大統領が米国からの輸入品に対して追加関税を課す措置を発表したほか、トルコで拘束されている米国人牧師に関する米国とトルコの協議は物別れに終わり、トルコ情勢悪化懸念が再燃。リスク回避の円買いが加速した。

ユーロ・ドルは、1.1301ドルへ下落後、1.1355ドルまで上昇し、1.1345ドルで引けた。トルコ危機の影響が欧州にも波及するとの懸念にユーロ売りが継続。ユーロ・円は、125円78銭から124円91銭まで下落した。ポンド・ドルは、1.2662ドルまで下落後、1.2711ドルへ反発。英国と欧州連合(EU)との離脱協議を控え、ノーディール離脱懸念を受けたポンド売りが続いた。ドル・スイスは、0.9977フランから0.9926フランへ下落した。安全資産としてのフラン買いが優勢となった。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:トルコリスク存続でリスク回避の円買い