14日午前の東京市場でドル・円は110円70銭台で推移。日経平均株価は250円高で推移しているが、現時点で株高を意識した為替取引は特に増えていないようだ。13日の欧米市場では、トルコ中央銀行が市中銀行を支える流動性強化などの措置を発表したことを受けてリスク回避的な円買いは一服した。ただし、トルコリラ安の是正は不十分との見方が多く、リスク選好的なドル買い・円売りが大きく広がる状況ではないとみられている。ここまでのドル・円は110円59銭から110円77銭で推移。
・ユーロ・円は、126円05銭から126円35銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.1395ドルから1.1412ドルで推移

■今後のポイント
・110円近辺で個人勢などのドル買い興味
・1ドル=112−114円台で輸出企業などのドル売り予約増加の可能性

・NY原油先物(時間外取引):高値67.51ドル 安値67.35ドル 直近値67.40ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は110円70銭台で推移、株高を意識した円売りも