13日午後の東京市場でドル・円は下げ渋り、足元は110円20銭付近で推移している。トルコリラの下落をきっかけにした新興国通貨安の広がりへの懸念から、引き続き日経平均株価や上海総合指数、欧米株式先物の軟調地合いで、リスク回避の円買いに振れやすい。ただ、トルコリラ・円の下げは一服しており、新興国通貨の一段の下落を警戒した円買いはやや弱まっている。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円11銭から110円75銭。ユーロ・円は125円15銭から126円23銭、ユーロ・ドルは1.1365ドルから1.1412ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は下げ渋り、トルコリラの下げは一服