米国株式相場は上昇。ダウ平均は172.16ドル高の25414.10、ナスダックは91.47ポイント高の7932.24で取引を終了した。一部の主要企業決算が嫌気されてダウが下落するなど、寄付き後から揉み合う展開となった。米・EU首脳会談の結果を見極めたいとの思惑が広がるも、主要決算発表への期待から小幅上昇。トランプ大統領とEU首脳の通商協議が妥結したことが報じられると、引けにかけて上げ幅を拡大した。セクター別では、商業・専門サービスや運輸が上昇する一方で電気通信サービスや自動車・自動車部品が下落した。

病院運営のHCAヘルスケア(HCA)は、決算内容が予想を上振れたほか、通期見通しを引き上げ、大幅上昇。運輸・宅配のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)や飲料メーカーのコカコーラ(KO)は、決算内容が好感され堅調推移。一方で、自動車大手のフィアット・クライスラー(FCAU)は、決算で通期見通しを引き下げたほか、21日にCEOを退任したセルジオ・マルキオンネ氏が急逝したことで大幅下落。ゼネラル・モーターズ(GM)もアルミや鉄鋼への関税付加による原材料費高騰で慎重な業績見通しを示し、軟調推移。通信大手のAT&T(T)は、売上高が前年同期比から減少し売られた。

マーケット終了後にSNSのフェイスブック(FB)が発表した4-6月期決算は、一株利益は予想を上振れたものの、売上高、月間アクティブユーザー数(MAU)ともに下振れ、時間外取引で下落して推移している。

Horiko Capital Management LLC



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY株式:NYダウは172ドル高、貿易戦争への警戒感が後退