12日の日経平均は大幅反発。上向きの5日線に支えられ、一時75日線近くまで上昇した。ザラ場中に200日線を上回る場面もみられ、投資家の損益状況の改善が期待されつつある。ただ、25日線は依然として下降を続けており、今後の上値での売りとなって相場を圧迫しよう。一目均衡表では、転換線が下落を続ける一方、株価の上ひげが
基準線の手前まで上昇し、地合いが売り優勢から売り買い均衡に変化したことを窺わせている。ボリンジャーバンドでは、日々線が中心線のやや下で取引を終えており、こちらも相場の中立圏復帰を確認する形状となった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:売り優勢から売り買い均衡の地合いへ