9日の日経平均は続伸した。終値は264.04円高。反発して引けた前週末との合計では505.19円高と、先週2-5日の4営業日合計の下げ幅757.52円のほぼ3分の2戻しとなり、全値戻しに相当する6月末終値の22304.52円が視野に入ってきた。株価は終日5日線の上方で推移し、短期的に反発局面にあることを示唆した。一目均衡表では、基準線が横ばいで売り一服を示す中、株価は転換線を上回り、雲の中央付近で取引を終え、相場の局面は売り方優位から中立圏に戻った格好。ボリンジャーバンドでは、3日の一時-3σ割れ以降の反転が続いた。本日は日々線が-1σを上回り、明日10日以降、中心線に向けた上昇が期待される。RSIは5日の3.05%をボトムとした反転が続き、本日は40.99%に上昇。特段の材料がなくても60%程度までは抵抗なく上昇が可能とみられる。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続伸。先週下落分の3分の2戻し、6月末水準回復が視野に入る