7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円07銭から109円48銭まで下落し、109円70銭で引けた。日米首脳会談を控えて警戒感が広がり、円売りは後退した。また、トランプ米大統領が「北朝鮮が核兵器開発を断念しなければ合意はない」と断固とした姿勢を示すと、米朝会談への期待は後退し、米債利回りの低下に伴うドル売り、リスク回避の円買いが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1840ドルまで上昇後、1.1796ドルまで反落し、1.1799ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)が緩和策の出口戦略に関する協議を開始するとの思惑を受けたユーロ買いが継続。ユーロ・円は、130円28銭まで上昇後、129円31銭まで反落した。ポンド・ドルは、1.3373ドルまで下落後、1.3454ドルまで反発した。ドル・スイスは、0.9827フランから0.9789フランまで下落した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:米朝首脳会談への期待後退でドル弱含み