ドル・円は、欧州市場で110円90銭付近でのもみ合いが続く。米10年債利回りは3.07%台で推移しているが、ドル買いは限定的。英中銀のカーニー総裁はインフレ報告の公聴会で「国内経済は見通しに沿って回復していない」と認めたものの、織り込み済みの発言内容で、ポンド・ドルの下げは一服。また、ユーロ・ドルも買い戻しがやや目立ち、ドル・円の下押し圧力となっているようだ。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円90銭から111円08銭。ユーロ・円は131円03銭から131円35銭、ユーロ・ドルは1.1804ドルから1.1830ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は110円台、ポンド売りは一服