27日午後の東京市場でドル・円は一時109円30銭台に戻した。日銀が展望レポートで2019年ごろとしていた物価2%の達成時期を明記しなかったことが、円売り材料になったとみられる。また、韓国と北朝鮮との南北首脳会談での共同声明に対する期待感もある程度買いにつながっているもよう。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円15銭から109円35銭。ユーロ・円は132円16銭から132円40銭、ユーロ・ドルは1.2097ドルから1.2117ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は底堅い、一時円売り強まる