11日のロンドン外為市場では、ドル・円は106円88銭から107円03銭で推移している。欧州株がほぼ全面安となり、NYダウ先物も下落していることで、引き続きリスク回避的な円買いが優勢になっている。

 ユーロ・ドルは1.2362ドルから1.2385ドルで推移し、ユーロ・円は132円19銭から132円44銭で推移している。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の講演を控え、ユーロは底堅い展開になっている。

 ポンド・ドルは1.4183ドルから1.4215ドルで推移。英国の2月鉱工業生産の低下を受けてポンド売りになっている。ドル・スイスフランは0.9570フランから0.9596フランで推移している。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は106円88銭から107円03銭で推移