米アリゾナ州が配車サービスのウーバーに対して州内道路での自動運転車運用の無期限停止を命令したことをきっかけに、半導体関連株が急落。ウーバーの報道を受けて米エヌビディアが急落するなか、ソフトバンクG<9984>や値がさハイテク株に対する売り圧力が強まる可能性がある。さらに自動運転関連として手掛けられていた中小型株等への売りも警戒されるところであろう。また、本日は配当権利落ちとなるが、日経平均に対する影響は約161円となる。配当の再投資による需給や実質新年度相場入りによる買い等が下支えとして意識されるところではある。その他、国交省が27日発表した2018年1月1日時点の公示地価は、商業・工業・住宅の全用途(全国)で0.7%のプラスと3年連続で上昇した。内需系にシフトしやすいところでもあろう。その他、個別で格上げや強気格付けが観測されているところでは、富士電機(6504)、ファンケル(4921)、JT(2914)、日産化(4021)が注目される。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:富士電機やファンケルに注目