ドル・円は欧州市場で、105円を割り込み104円90銭付近に値を下げる展開。欧州勢がユーロ・ドルを買い進め、その影響でドル・円でもドル売りが優勢になったとみられる。欧州株は小幅ながら大方上昇、米株先物も上昇し、米10年債利回りが一時2.85%まで上昇しているが、ドル買い・円売りは今のところ限定的なようだ。

 英国の2月銀行協会住宅ローン承認件数は予想以上に減少したが、発表後ポンド売りは目立っていない。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は104円93銭から105円15銭。ユーロ・円は130円05銭から130円23銭、ユーロ・ドルは1.2374ドルから1.2400ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は失速、ユーロ・ドルは小じっかり