ドル・円は欧州市場では106円60銭台でもみ合う展開となっている。欧州株の全面高や米株先物の上昇にも、米10年債利回りは2.86%台で推移し、前週末比ほぼ横ばいであり、ドル買い・円売りを進めにくい状況。今晩のドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の欧州議会証言や米国の1月新築住宅販売件数の発表待ちムードになりつつある。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円55銭から106円68銭。ユーロ・円は131円27銭から131円61銭、ユーロ・ドルは、1.2316ドルから1.2350ドルで推移。



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は106円60銭台でもみ合い、次の材料待ち