ロシア情報技術・通信省のニキフォロフ氏は21日、「ビットコインが外国のプロジェクトであり、ロシアがビットコインを合法化することはない」と発言した。一方で、ブロックチェーン技術やデジタルトークンについては使用可能であるという考えも示している。

ロシアはビットコインを合法化しないとしつつも、ここ最近ビットコインのマイニングに対しては積極的な動きを見せている。またロシアの副財務大臣は、資格を有する投資家には認可済みの取引所におけるビットコイン売買を許可すると述べている。政府としてビットコインへの否定的な立場を取る一方で、当局者たちはブロックチェーンを支持するという声明を多く出しているようだ。

しかし、ビットコインの規制に準じた動きもみられている。タタールスタン共和国(ロシアの連邦地域管轄区分に位置する)の首都カザンで、ビットコインATMに対して警告が出されたという。11月16日に出された声明によると、現地検察庁はカザンの2箇所に設置されたATMを捜査したようだ。また、該当ATMの監査を開始したとしている。加えて、法律違反について公式に警告し、他の法律違反についても調査しているようだ。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ロシア、「ビットコインの合法化はない」と発言【フィスコ・ビットコインニュース】