反発。北朝鮮の地政学リスクが嫌気されるなかで売りが先行した。しかし、5日線処での底堅さが意識されるなか、早い段階でプラス圏を回復。その後はもち合いレンジの上限レベルに位置する75日線での攻防が続くなか、大引けにかけて同水準を超えつつある。ボリンジャーバンドでは+2σの切り上がりに沿ったリバウンドをみせている。
一目均衡表では雲下限での攻防となっており、遅行スパンについては上方シグナルを発生させている。来週には雲のねじれにより雲が19822-19902円辺りに切り下がってくるが、薄い雲であるため、これを突破してくるようだと、節目の2万円を意識したトレンドが強まることになりそうだ。週間形状では26週線を支持線としたリバウンドから、上値抵抗の13週線を突破してきている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:節目の2万円を意識したトレンドが強まる