8日のマザーズ先物は、続落となった。前日比7pt安の993pt(下落率0.70%)で取引を終えた。なお、高値は1000pt、安値は981pt、出来高は1904枚となった。本日のマザーズ先物は、前日比大幅安でスタートした後は、一時物色が向かう場面もみられたが、その後は引けまで安値圏でのもみ合いが続いた。米国のハリケーン「イルマ」による被害や週末に控える北朝鮮の9月9日の建国記念日を前に、地政学リスクへの警戒感が意識されたことから、円相場が1ドル=107円台まで上昇した。これら外部環境の悪化や週末要因から、マザーズ先物にポジション調整の売りが増える格好となった。個別では、マザーズ時価総額上位のアカツキ<3932>が東証1部への市場変更を発表しており、1部昇格に伴うパッシブファンド等からの資金流入に期待した物色が向かった。



<SK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:続落、週末のポジション調整強まる