7日のロンドン外為市場では、ドル・円は113円65銭から113円85銭で推移した。日銀の長期国債買い入れの増額と指値オペ実施を受けて円売りが先行した後、原油安、欧州株安をにらみ円の買い戻しがみられた。

 ユーロ・ドルは1.1406ドルから1.1425ドルで推移し、ユーロ・円は129円98銭から129円66銭まで下落した。利益確定とみられるユーロ売りが優勢になった。

 ポンド・ドルは1.2958ドルから1.2887ドルまで下落。英国の5月鉱工業生産と製造業生産がマイナスに転じ、5月貿易収支の赤字も拡大したことで、ポンド売りになった。ドル・スイスフランは0.9614フランから0.9631フランで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は113円65銭から113円85銭で推移