小幅に3日続落。小幅ながら買い先行で始まると、5日線を突破し、一時節目の2万円を回復する場面をみせた。しかし、リバウンド基調は強まらず、その後は5日線を挟んでのこう着が続いた。引き続き25日線が支持線として意識されているが、ボリンジャーバンドでは+1σと中心値(25日)とのレンジでの推移が続いている。25日線レベルでの底堅さが意識されているものの、上値切り下げのトレンドが続いているため、2万円処を早期に突破できないと次第に調整色が強まりやすい。MACDでは陰転シグナルが継続。一方で移動平均線からの乖離率を利用したエンベロープでは、5月半ば以降は中心値(25日)と乖離率1(2.5)とのレンジで推移しており、タイミングとしてはそろそろ反転が意識されてくる水準である。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル: 25日線が支持線も次第に調整色が強まりやすい