NY原油先物5月限は小幅続落(NYMEX原油5月限終値:50.27 ↓0.17)。前日比-0.17ドルの50.27ドルで取引を終えた。供給超過に対する警戒感は消えていないことが原油先物の反発を抑えた。石油輸出国機構(OPEC)加盟国の当局者が原油減産合意を延長すると一部で報じられたが、材料視されなかったようだ。欧米株高は支援材料になるとみられているが、原油生産水準が大幅に低下しない場合、原油価格の安定は期待できないとの声が聞かれている。チャートでは、100日移動平均線(51.69ドル水準)を大幅に下回る状態が続いている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油:小幅続落で50.27ドル、原油生産水準の大幅低下は期待薄