以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家SY氏が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年4月9日19時に執筆反省ばかりの3月相場、そして4月からGWに向けてのシナリオ
前回の執筆では3月からはオーソドックスな日経銘柄にシフトすると言っていたが、魔がさしたのか新興マザースに期待してそのまま突っ走ってしまった。結果は散々、良く「上げはじわじわで下げは一瞬」と言われるが、まさにその格言を身を持って実行した格好となってしまった。何年相場をやっているのか、損切りの実行の大切さを思い知らされる。また他人の相場観に自分の方針がぶれたのが原因で「日経平均は春には23000円に・・・」といった巷のうわさに流れてしまった。よく自分で決めたルールを守る事が大切と言われるが、素人アマチュアでも自分ルールを守る事は大切という事を思い知る。相場に対する心構えがなていない。これが出来なければ株式市場から撤退した方が自分にとっても良いのかも知れない・・・。

いままで自分で考えていたシナリオを反省してみると・・・

1. 3月末からは春に向けて株式市場は上がるというアノマリーがある。
2. 優待銘柄は3月の権利取りに向けて上がる可能性が高い。
3. その反面、トランプラリーは剥げ落ちると下落するだろう。

といった所が自分のシナリオでした。結果的には3(北朝鮮の動き、森友問題、シリア爆撃など、政治の混乱に不安定な世界情勢)が1、2を足した分よりも影響が大きかった物と思われる。自分の予想通りに行かない場合はすぐに方向転換しないと行けない事をまたまた思い知らされました


気を引き締めて4月の中旬から5月に向けてのシナリオを考えてみる。
1. 金融機関の売りが終了。再度新しい買いで4月下旬に向けて上がる。
2. 不安定な世界情勢(北朝鮮、シリア)が更に悪化。
3. トランプの期待相場剥落が更に加速(アメリカ経済期待の剥落)。
4. そしてアメリカ経済、雇用情勢も今がマックスだとしたらNYダウも下がる。(=日経平均も下がる)

こんなシナリオを考えたが、1以外は下がる要素ばかりである。そもそもアメリカ保護主義に持って行こうとしているトランプ政権なのでドル高円安になるとは考えられないのではないか?よって自分のシナリオはGW前までにもどりがあれば一旦現金化という選択肢を考えたい。ひょっとしたら、いったん現金化されている行き場のない資金が世界情勢など関係ない内需系個別株に戻ってくる可能性もあるかもしれない。

下記自分の注目銘柄。

●星光PMC<4963>・・・銘柄に惚れるなと言われるが、やはりここの材料性は将来に期待がありそう。チャート的にも良い所まで下がって来ていると思うがここから下がると上値は重そう。

●エムスリー<2413>・・・最近の悪い地合いの中でもかなり堅調。上に窓がある。ソニーの売り出しも終わったか?

●東京電力<9501>・・・もともと底値だったので、この悪地合いはあまり関係なかった。日本代表銘柄、下がれど持続を貫く予定。

※こんな地合いなので、多く手を出さない方針で行く予定。しかし相場感の勉強として、こんな状況下でも上がる銘柄はどんな銘柄でどういう要因で上がるのかをしっかりと見ていきたいと考えています。

以上

執筆者名:S.Y



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情報提供元: FISCO
記事名:「 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家SY:反省ばかりの三月相場、そして4月からGWに向けてのシナリオ