NY原油は5日ぶりに反発(NYMEX原油5月限終値:47.97↑0.27)。47.58ドルから48.48ドルのレンジで推移(時間外取引含む)。一部で、サウジアラビアから米国に向けた3月分の原油輸出が、前月比日量で30万バレル近く減少する見通しと報じられたことが材料視された。一方、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表した米石油掘削装置(リグ)の稼動数は、652基と前週比で21基増加。15年9月以来の高水準となったことが重しとなった。


チャートでは、200日移動平均線(48.6ドル水準)に頭をおさえられた格好となっている。石油輸出国機構(OPEC)の加盟国、非加盟国よる減産進展などが下支えとなっていたが、減産継続に対する懐疑的な見方が台頭。積極的には手掛けにくい状況となっている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油:5日ぶりの反発で47.97ドル、サウジ減産見通しが伝わり