米国同様、オバマケア代替法案の採決の結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まろう。なお、米共和党は、オバマケア代替法案の採決を延期し、24日に実施される可能性があると報じられている。そのため日本時間での結果を受けた市場反応はなく、個別対応に限られそうである。個人主体の中小型株での値幅取りのほか、期末配当を意識した物色も出やすいとみられる。その他、足元でリバウンド基調が継続している任天堂<7974>の動向が注目される。「Switch」の成長期待が高まっており、任天堂が強い値動きとなれば、ゲーム株への波及も意識されてくる。その他、強気格付けが観測されているヒューリック<3003>も注目される。


<SK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:期末配当を意識した物色も意識