3日の米国市場では、前日の大幅な上昇の反動もあり、NYダウは100ドルを超える下げとなった。この流れから、やや売り優勢の展開になろう。昨日の日経平均は安値引けとやや後味は悪いが、昨年末からのもち合いレンジを上放れてきたため、センチメントは改善されている。また、3月の米利上げの確率が上昇するなか、円安に振れやすい状況が下支えとなろう。3月の米利上げへの思惑から、保険や銀行など金融セクターには引き続き関心が向かいやすい。国内では9月に自民党総裁2期目の任期満了を迎える安倍首相について、5日の党大会で連続3期9年に正式に延長される見通しである。第4次産業革命と呼ぶべきIoT、ビッグデータ、ロボット、人工知能(AI)等による技術革新に関する銘柄等にも注目しておきたい。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:ロボットやAIなど技術革新に関する銘柄に注目