皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今日は原油市場についてのレポートをご紹介します。

松永さんのブログ「松永総研」では、まず24、25日のNYダウの値動きについて、『2日間で1910ドル安となりました』としており、その背景を『米疾病対策センターのメソニエ所長が昨夜、「他国での感染拡大に関する過去の週間データを受け、われわれの懸念は深まり、米国で地域感染が発生するという観測が高まった。日常生活に深刻な混乱が生じる可能性がある。新型コロナウイルスによる感染拡大が起きるかどうかという問題ではなく、いつ、どれほど多くの人が感染するかが問題だ。」と述べたことを受けて、昨夜の米国市場でリスクオフの流れが強まりました』と分析しています。

25日のNY原油の電子取引も下落しており、『今月になって49ドル台が下値抵抗線となり続けております』と分析しています。

また、『OPECプラスによる閣僚級の産油国会合が来週末6日に控えて』いることを挙げ、『新型コロナウイルスが世界的な感染拡大を続けていることは、OPEC加盟国が推奨している「日量60万バレルの追加減産」が来週6日の産油国会合で合意される可能性も高まってきたと考えるべきかもしれません』と考察。

加えて『シリア反体制派武装組織の一部がトルコと協力してリビア暫定政府の軍事支援に加わったようです』とのことで、『リビア内戦が更に激しさを増すことで、「リビアの大規模減産」も更に続きそうです』との見解を伝えています。原油市場の買い場を探してみるのも一考かもしれません。

参考にしてみてください。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の2月26日付「原油市場 」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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情報提供元: FISCO
記事名:「 原油市場の今後の見通しは? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)