こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

9/10付の「DailyOutlook」では、新型 iPhone 発表会について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『米アップル(AAPL)は、日本時間の今晩、新製品発表会を開催する予定だ。新型iPhoneの上位機種には3個のカメラが搭載されるとの観測がある』と伝えています。

続けて、スマホ業界では中国のファーウェイなど、いわゆる“中華スマホ”の台頭が著しいことを挙げ、『新型iPhoneの販売動向だけで関連部品メーカーの業績が左右されるわけではない。しかしながら、スマホ業界全体の活性化にとっては、新型iPhoneの売れ行きが重要な役割を果たしていることには変わりがない。また、来春には中華スマホに対抗すべく、廉価版のiPhoneが発売されるとの報道もある。iPhone関連銘柄としてすぐに思い浮かぶのは村田製(6981)などの電子部品メーカーだが、前述の通り、新型機種にカメラが3個搭載される場合、恩恵を受ける可能性があるのはソニー(6758)だ。カメラの画質を左右するイメージセンサーでは、同社は主要なスマホメーカーの上位機種に高いシェアで採用されている。カメラ(レンズ)が2個から3個に増えれば、需要は単純計算で1.5倍に増加する。またエレコム(6750)は、液晶保護フィルムやスマホ用ケースなどを手掛けており、iPhoneに限らず、スマホの買い替えがあれば常に新規需要が発生する』と分析しています。

さらに、『iPhoneが有線イヤホン用端子を廃止したこともあり、最近ではBluetoothワイヤレスヘッドホンの人気が高まっている。エレコムのほか、フォスタ電(6794)などがヘッドホン関連銘柄となろう』とまとめています。

最後にレポートでは、『主なスマホ関連銘柄』を紹介していますので、詳しくは9/10付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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情報提供元: FISCO
記事名:「 9月10日に新型iPhone発表会、SMBC日興証券(花田浩菜)