皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今日は、原油市場についてのレポートをご紹介します。

松永さんは、原油市場の値動きについて『月初からの下落幅の「半値戻し」と』となっていると伝えており、『NY原油の6月5日の安値が50.6ドル、6月12日の安値が50.72ドルとなり、8月7日の安値が50.52ドルでしたので、50ドル付近の下値抵抗線に反発されて3日続伸となりました』と分析しています。

しかし、NY原油の上値は重そうとしており、『ブレント原油とNY原油との価格差が3.5ドル付近まで縮小したことを受けて、米国の原油輸入量が一時的に増加する事も予想されます』との見解を伝えています。

また、ゴールドマン・サックスの11日付のレポートで『「貿易戦争がリセッションを引き起こす懸念が強まっている。貿易戦争が成長に与えると見込まれる影響を上方修正した。」と指摘しております』と伝えており、『米国が10年ぶりに利下げに動きましたが、それでも米中貿易戦争による影響を相殺出来ないような雰囲気となってきました』と考察。『米国株の下落を中心としたリスクオフの流れが続く間は、原油市場に対する弱気な見方を続けるべきかもしれません』と示唆しています。

参考にしてみてください。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の8月13日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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情報提供元: FISCO
記事名:「 原油市場は弱気な見方を続けるべきか サンワード貿易の松永氏(三井智映子)