中国青年報が実施した調査で、スモッグの日にマスクを必ず着用する人が55.5%に達していることが分かった。スモッグが発生していても、マスクを着用しないと回答した人は全体の12.6%にとどまっている。
マスクを選ぶ基準については、「付け心地の良さを重視」が65.4%と最多。次いで、「スモッグ防止効果が高いもの」が64.6%を占めた。このほか、「価格」が41.8%、「見栄え」が20.6%という結果だった。
ただ、マスクのスモッグ防止効果について、「明らかに効果がある」との回答は14.8%にとどまった。「効果はあると思うが、明確ではない」が58.5%、「効果はなく、気休めにすぎない」が18.1%を占めた。
このほか、スモッグ対策用マスクが抱える問題に関しては、回答者の57.1%が「(効果などに関する)宣伝が大げさ」と回答。続いて「偽物が多過ぎる」が49.6%、「値段が高過ぎる」が43.5%、「作りが適切ではなく、付け心地が良くない」が39.7%、「種類が少なく、選択の余地がない」が20.2%となった。
アンケートの回答者は2004人。年齢層は「00後(2000年代生まれ)」が0.8%、「90後」が23.6%、「80後」が51.2%、「70後」が18.3%、「60後」が5.3%という構成だった。

【亜州IR】



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情報提供元: FISCO
記事名:「 中国:スモッグでマスク着用5割超に、「付け心地」重視=現地紙調査