[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22606.91;+8.52TOPIX;1739.41;-0.75

[寄り付き概況]

 本日の日経平均は前日比8.52円高の22606.91円と小幅ながら反発して始まった。9日の米国市場では、米中貿易摩擦懸念の高まりからNYダウが74.52ドル安となった。ただ、朝方は円相場が弱含みとなっていたこと、4-6月期国内総生産(GDP)が市場予想を上回る伸びとなったことなどを好感した買いも入り、日経平均は小高くスタートした。しかし、寄り付き後は米株安が重しとなってマイナスに転じ、下げ幅を広げて推移している。

 セクター別では、保険業、金属製品、不動産が下落している反面、石油・石炭製品などが上昇。売買代金上位では、スズキ<7269>、決算が好感された電通<4324>や富士フイルムHD<4901>が買われている。外資系証券が半導体セクターの投資判断を引き下げていることを受けてSUMCO<3436>、東京エレクトロン<8035>が売られている。そのほか昭和電工<4004>は反落している。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は8円高でスタート、その後100円超下落に