[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;32246.55;+371.98
Nasdaq;;11717.28;+283.23
CME225;27015;+275(大証比)

[NY市場データ]

16日のNY市場は上昇。ダウ平均は371.98ドル高の32,246.55ドル、ナスダックは283.23ポイント高の11,717.28で取引を終了した。預金流出が懸念され投資不適格級に格下げされた地銀のファースト・リパブリック銀行(FRC)の行方を警戒した金融不安が再燃し、寄り付き後、大きく下落。欧州中央銀行(ECB)が計画通り大幅利上げを決定すると、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測も再燃し、金融システムのさらなる混乱につながるとの警戒感が強まり、一段安となった。その後、複数の銀行が同地銀支援を協議していると報じられると安心感から買戻しが加速。金融システム混乱深刻化への懸念が後退し、上昇して終了した。セクター別では半導体・同製造装置が上昇した一方、電気通信サービスが下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比275円高の27015円。ADR市場では、対東証比較(1ドル133.61円換算)でトヨタ自<7203>、NTT<9432>、ソニーG<6758>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、みずほFG<8411>などをはじめ全般買い優勢となった。 <YN>
情報提供元: FISCO
記事名:「 16日のNY市場は上昇