[本日の想定レンジ]

17日は米NYダウが507.53ドル安の23592.98、ナスダック総合指数が156.93pt安の6753.73、シカゴ日経225先物が大阪比365円安の21085円といずれも下落した。昨日の日経平均は反発したが、先週末の下落分の3分の1戻しには届かず、上値は重かった。本日はシカゴ225先物を意識して大幅安でのスタートが予想される。25日線や26週線など主要線が揃って下降しており、移動平均線が示唆する相場全体のトレンドは下向き。シカゴ225先物の21085円を下回ると心理的な節目の21000円や10月安値20971.93円が視野に入ってくる。一目均衡表では、株価は雲下にあって売り手優位の継続を示している。
昨日は転換線が急角度で下降して短期的な売り圧力の強まりを警告しており、本日は弱地合いが予想される。ボリンジャーバンドでは昨日、一時-1σを割り込む場面があり、弱気トレンドを脱出できなかった。本日は-2σ付近までの下落が予想され、終値で-2σを下回るとレンジの下方拡張局面に移行するリスクが強まる点に留意したい。

[予想レンジ]
上限21200円−下限20900円

<SK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 25日線下降し-2σ付近へ