[本日の想定レンジ]

4日の米国市場は独立記念日で休場。225先物は夜間取引は大阪日中取引比30円安の21670円。外部環境に前日までの弱地合いを好転させる要因は見当たらず、5日の日経平均は前日までと同様に売り方ペースでの相場展開が予想される。NT倍率が12.82倍と高水準にあって日経平均の下押し圧力が継続している。一方、25日線との下方乖離率は3.3%と自律反発を確信するほどは拡大していない。一目均衡表では、終値が雲下限をわずかに上回る水準まで低下した。終値が雲下限を下回ると売り方の形勢が確定し、相場の底割れ懸念が強く意識されてくるだろう。

[予想レンジ]
上限21750円−下限21450円

<SK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 売り方ペースの展開、NT倍率は依然として高水準