[本日の想定レンジ]

25日の米国市場では、NYダウが328.09ドル安の24252.80、ナスダック総合指数が160.81pt安の7532.01、シカゴ日経225先物は大証比145円安の22155円。昨日の日経平均は続落して終値で13週線を下回るなどチャートの形状悪化が進んだ。日経平均は下落したが、NT倍率の高止まりから対TOPIXでの割高状態は解消せず、本日も下押し圧力が強そうだ。一目均衡表では日々線が雲に突入したほか、転換線が下降している。遅行線が株価の下方に位置して弱気シグナルを発していることもあり、売りが一段落しても値戻しは難しそうだ。ボリンジャーバンドでは、日々線が-1σを割り込む公算が大きく、-2σや節目の22000円割れを意識する場面も想定される。

[予想レンジ]
上限22200円−下限22000円

<SK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 NT倍率高く下押し圧力で-2σ割れ意識