[本日の想定レンジ]
 12日のNY市場は上昇。米軍によるシリア攻撃への警戒感がやや後退し、ダウ平均は293.60ドル高の24483.05、71.22ポイント高の7140.25。シカゴ日経225先物の清算値は
大阪比180円高の21840円。12日の日経225は前夜の米株安にもかかわらず小幅安で終了しており、13日は相場の底堅さを踏まえてショートカバーが先行、前日終値では5日線をわずかに下回ったが、13日は再び5日線を上回る展開が見込まれる。12日に寄り引けがほぼ同値の十字線を形成し、相場のもち合い放れを示唆したが。25日線や200日線が上向きを維持していることもあり、13日に大幅高となれば、上放れとなって先高期待が増すだろう。10日のザラ場高値21933.99を抜く場面があれば、相場反転の色合いが一段と濃くなる。一目均衡表では基準線(21159.32円)、転換線(21495.00円)ともに横ばいで、日々線は転換線と雲の下限(21989.63円)の間にあり、21900円台後半までは目立った上値抵抗線はない。ボリンジャーバンドでは再び+1σ超えが見込まれ、+1σ~+2σ帯へのレンジシフトが予想される。

[予想レンジ]

上限 21950円−下限 21800円



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情報提供元: FISCO
記事名:「 十字線からのもち合い上放れに期待