本日のマザーズ市場は、昨日からのリバウンドの流れが継続し、前日に抵抗線となった5日線水準を上抜ける展開となった。本日の東京市場では、米ハイテク株の弱含みや円高進行を背景に、主力大型株がさえない動きとなる中、短期資金は為替の影響を受けにくいとされるマザーズ銘柄へと向かった。一方で、来週から開催される欧州中央銀行(ECB)理事会や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた海外投資家のリスク回避姿勢も観測されるなか、個人投資家の警戒感も根強く、買い一巡後は高値圏でのこう着となった。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で617.54億円。騰落数は、値上がり157銘柄、値下がり87銘柄、変わらず6銘柄となった。
 値上がり率上位銘柄では、ソケッツ<3634>がストップ高比例配分となったほか、ライフネット生命<7157>やアルファポリス<9467>などが並んだ。ライフネット生命は、5月の新契約年換算保険料が92%増に加速したことがポジティブ視された。売買代金上位では、サンバイオ<4592>、ユナイテッド<2497>、AppBank<6177>などが堅調。一方で、時価総額上位のミクシィ<2121>や直近IPOのラクスル<4384>のほか、メドレックス<4586>やALBERT<3906>はさえない展開になった。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は続伸、リバウンドの流れ継続、ライフネットが急騰