本日のマザーズ市場では、前日終値比小幅高でスタートした後、引けにかけてじりじりと上げ幅を広げる展開となった。買い先行スタートとなった日経平均が、大型連休前の利益確定売りの動きからマイナスに転じるなかで、個人主体の短期資金は値動きの軽いマザーズ銘柄へと向かう展開となった。好業績銘柄の一角や直近IPO銘柄に関心が向かったほか、マザーズ時価総額上位銘柄の堅調推移も支援材料として意識された。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で593.88億円。騰落数は、値上がり163銘柄、値下がり78銘柄、変わらず8銘柄となった。
 値上がり率上位では、18%高となったAppBank<6177>のほか、ALBERT<3906>やピクスタ<3416>が並んだ。売買代金上位では、時価総額上位銘柄のミクシィ<2121>やそーせい<4565>
のほか、リアルワールド<3691>が堅調に推移した。リアルワールドは、セブン銀行<8410>
及び傘下のセブン・ペイメントサービスと連携したと発表したことで物色が向かう格好に。そのほか、直近IPO銘柄のアイペット損害保険<7323>やSOU<9270>も大幅上昇となった。一方で、ユナイテッド<2497>やHEROZ<4382>、GNI<2160>には利益確定の動きがみられた。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は反発、直近IPOのアイペット損害保険やSOUが大幅上昇