本日のマザーズ市場では、前日の米国市場におけるハイテク株安の影響から日経平均と共に朝方は売り先行となった。日銀のETF買い入れ期待や円高の一服を受けて、主力大型株の下値の堅さが意識されてくると、マザーズ銘柄に個人主体の短期資金が向かう格好となった。政府によるドライブレコーダー義務化の検討を受けた関連物色のほか、無人レジ関連や直近IPO銘柄に対しても関心が向かう展開となった。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で974.09億円。騰落数は、値上がり130銘柄、値下がり90銘柄、変わらず7銘柄となった。
 値上がり上位では、ASJ<2351>やバーチャレクス<6193>のほか、アクセルマーク<3624>が2ケタ上昇となった。売買代金上位では、直近IPO銘柄のSOU<9270>のほか、ロコンド<3558>
やユナイテッド<2497>が堅調。一方で、MRT<6034>やファイバーゲート<9450>のほか、マザーズ時価総額上位銘柄のそーせい<4565>やミクシィ<2121>がさえない動きとなった。
 なお、前日に上場したRPA<6572>は、公開価格の4倍となる初値14280円を付けたほか、本日上場のアジャイルメディア・ネットワーク<6573>は買い気配のまま初値が付かなかった。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は続伸、前日IPOのRPAは初値4倍に