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4月24日、一般社団法人ユーラシア国際映画祭理事、メディアプロデューサー/平和活動家である樽谷大助はキリスト教カトリックの総本山バチカンを訪問し、かつてから強く願っていたローマ教皇フランシスコの一般特別謁見に参加した。

ローマ法王の一般特別謁見は、当初2023年の6月21日に予定されていたが、ローマ法王がヘルニアの入院から退院してまもないと言う状況もあり延期されていた。
世界中のカトリック教徒のなかでも、ローマ教皇にお会いすることは大変難しく、直接謁見する日本人は稀である。

樽谷は、唯一被爆国の日本人の1人として核兵器廃絶を目指し、広島で被爆して12歳で亡くなり、平和記念公園の「原爆の子の像」のモデルになった佐々木禎子さんが残した折り鶴のレプリカ「禎子の折鶴」を、ローマ教皇フランシスコに直接手渡した。
「禎子さんの思いが詰まっている鶴だと伝え、核廃絶への願いを込めて届けた」(樽谷)。
教皇はじっくりと鶴を眺め樽谷の手をしっかり握り感謝の言葉を述べられた。

この「禎子の折鶴」のレプリカは、以前ノーベル平和賞受賞のウイド・ブシャマウイ教授、UAEのラスアルハイマの首長国のマジット殿下らにも寄贈したもので、世界中で平和活動を続ける樽谷大助監督のライフワークと言える活動だ。

樽谷は、自身の娘ソフィアが描いた絵『平和の木』Peace Treeも教皇に贈呈した。
「ソフィアの母はウクライナ人、祖母はロシア人、早く戦争が終わって平和な世の中になるように一生懸命描いた絵です。教皇に感動して頂きました」(樽谷)

今回のローマ教皇フランシスコの一般特別謁見は樽谷にとって、とても感慨深いものがあった。

国際ジャーナリスト 小川敬子
編集 増山麗奈



配信元企業:一般社団法人ユーラシア国際映画祭
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情報提供元: Dream News
記事名:「 樽谷大助監督がローマ教皇と謁見。直接「禎子の鶴」を手渡し、平和・核廃絶への願いを伝える #ローマ法王 #樽谷大助 #禎子の鶴