株式会社城南進学研究社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長CEO:下村勝己、以下「当社」)は、不登校児童生徒の家庭での学びを支援することを目的として、 大阪府大阪市西淀川区と2023年7月18日(火)に連携協定を締結。当社が運営するオンライン学習教材「デキタス」を活用した「おうちで勉強、おためし☆プラン~西淀川区不登校児童生徒学習支援事業~」を開始することといたしました。

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連携協定締結の様子。西淀川区の中島政人区長(右)と、当社学校教育ソリューション事業部部長の水野雅恭

■全国における不登校の状況
不登校とは、学校を30日以上欠席した児童生徒のことを指します。文部科学省「令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」によると、2021年度の不登校の小中学生の人数は24万4940人と過去最多。うち小学生は8万1498人、中学生は16万3442人と、ともに前年度より大幅に増加しました(下図参照)。

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■大阪市の不登校対策
大阪府は全国数値と比較しても不登校数・割合が多い地域となっており、その中でも大阪市の数値が非常に高くなっています。大阪市が2016年に実施した「子どもの生活に関する実態調査」によると、支援の必要な子どもや世帯については、複合的な課題を抱えていることが多く、総合的な支援が必要ですが、各種施策は十分とは言えないことがわかりました。そこで大阪市は、2018年に「大阪市こどもサポートネット」を設置し、支援の必要な子どもや世帯を学校で発見し、区役所等の適切な支援につなぐ仕組みを構築。社会全体で、こどもと子育て世帯を総合的に支援する取組みを行っています。

■「おうちで勉強、おためし☆プラン~西淀川区不登校児童生徒学習支援事業~」の目的
今回当社は、西淀川区のこどもサポートネット事業で支援している児童生徒を対象に、学校に行けない・行きづらい子どもたちに「デキタス」を用いた自宅での学習の機会を提供し、子どもと保護者を支援することとなりました。西淀川区役所は教育担当と福祉担当が同じ課の中にあり、連携しながらこどもと保護者の支援にあたっている全国的にも珍しい自治体です。不登校の要因には、貧困や障がいなどの福祉的な要素も含まれているため、本支援の中で学校教育と福祉との関連性もつかみ、不登校支援をより精度の高いものにしたいと考えています。

当社は、中期経営計画の基本戦略として「学びの個別最適化」を追求し、EdTechの有効活用による学力向上モデルの構築を図っております。同時に「SDGsへの取り組み」も強化しており、2023年5月には「みんなにまなびをプロジェクト」を発足。オンライン教材を活用して学習機会を広く提供することで、「経済的格差・地域間格差の是正」を目指してまいります。

【「デキタス」について】
“ワクワク”をキーワードに、学校の勉強を確実に理解することを目指し開発された、小中学生用オンライン学習教材。教科書に沿った授業や多彩な演習問題が5教科すべてにラインナップされており、さかのぼり・さきどり学習で前の授業に戻ったり、先に進んだりできるほか、定期テスト対策問題を作成して挑戦したりすることも可能です。監修は城南進研グループの講師陣。ポイントを押さえた授業と選りすぐりの良問で、学習内容がしっかりと身につきます。
法人向けホームページ:https://dekitusbusiness.johnan.jp/

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【株式会社城南進学研究社について】
株式会社城南進学研究社は、総合教育ソリューション企業として「城南コベッツ」などの個別指導教育事業、「城南予備校オンライン」などの大学受験教育事業、「デキタス」などのデジタル教育事業を軸に、乳幼児・児童教育事業、英語教育事業、スポーツ事業等を運営し、「城南進研グループ」を形成。SDGsへの取り組みも強化しています。
ホームページ:https://www.johnan.co.jp/



配信元企業:株式会社城南進学研究社
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情報提供元: Dream News
記事名:「 大阪市の不登校児童生徒をサポート! 株式会社城南進学研究社が西淀川区と連携協定を締結し、オンライン学習教材「デキタス」を活用した学習支援事業を行います。