株式会社パテント・リザルトは6月27日、中国特許庁(中国国家知識産権局)において2000年以降に出願され、2023年4月28日までに公開された「おむつ」関連技術について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用いて参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始しました。

インバウンド全盛期の2010年代半ばでは「爆買い」と表現されるなど、日本製の「おむつ」はその性能の良さなどのため、中国の方々には大変注目を集めていました。本調査では、中国における「おむつ」の関連技術について、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースに、特許の質と量から総合的に見た評価を行いました。

集計をした結果、「総合力ランキング」は、1位 ユニ・チャーム、2位 P&G(米)、3位 花王となりました。



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上位5社中に日本企業が3社ランクインしており、中国においても日本の主要メーカーが大きな存在感を示していることが伺えます。

1位 ユニ・チャームの注目度の高い特許には、「パルプ繊維及び高分子吸収材を含む使用済み衛生用品からパルプ繊維を効率よく回収する方法」や「吸収部材に印刷された位置確認用マークが外側から視認しづらく、マークによって美感が損なわれるのを防止する使い捨て着用物品」に関する技術などが挙げられます。

2位 P&Gは、「横断方向及び長手方向に延在し、離散的な吸収性材料のパターンを形成する吸収性コア」や「弾力性と同時に高い可撓性及び良好な流体処理特性を有する吸収性物品」などが注目度の高い特許として挙げられます。

3位 花王は、「感触が柔らかく、見た目も美しいギャザーを形成する複合伸縮部材及びその製造方法」や「肌触りなど品質向上していると共に、コストアップを抑えた使い捨ておむつ」などが注目度の高い特許として挙げられます。

4位 大王製紙は、「弾性フィルムをシート層により挟んでなる弾性フィルム伸縮構造を備え、高い通気性と高い剥離強度を両立させたパンツ型使い捨ておむつ」などが注目度の高い特許として挙げられます。

5位 KIMBERLY CLARK WORLDWIDEの注目度の高い特許には、「漏れ防止性能と衣料品と同等の着心地とを有し、エラストマー薄膜積層体を備えた使い捨ておむつ」に関する技術などが見られます。

6位以下には瑞光や住友精化や日本触媒などの日本企業のほか、スウェーデン、ドイツ企業などもランクインしています。

本分析の詳細については、特許・技術調査レポート『【中国】おむつ関連技術』にてご覧いただけます。


■価格:100,000円~(税抜)
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■特許・技術調査レポートについて
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■本件に関するお問い合わせ先
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
ホームページURL:https://www.patentresult.co.jp/
メールアドレス:info@patentresult.co.jp


■会社概要
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2-15-13 お茶の水ウイングビル5階



配信元企業:株式会社パテント・リザルト
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情報提供元: Dream News
記事名:「 【中国:おむつ】特許総合力トップ3はユニ・チャーム、P&G(米)、花王