障がい者自立支援事業を行っている一般社団法人障がい者自立支援サポート(本社:愛知県名古屋市、代表:杉中忠)は、この度「視覚障がい者を助ける道具」についてアンケート調査を実施しましたので、結果をご報告いたします。

■調査概要
調査対象:20代~60代以上の男女
回答数:200名
調査期間:2023年3月6日~2023年3月9日
調査方法:インターネット調査
調査会社:自社調べ

【質問】白杖を知っていますか?

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000275900&id=bodyimage1

「はい」と答えた人は81.5%、「いいえ」と答えた人は18.5%でした。

【質問】点字ブロックを見たことがありますか?

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「はい」98%、「いいえ」2%という結果でした。

【質問】(前項で「はい」と答えた人に質問です)誘導(線状)ブロックと警告(点状)ブロックの意味を理解していますか?

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000275900&id=bodyimage3

「誘導・警告ブロックの意味を理解している」38.8%、「見たことはあるが意味は分からない」61.2%でした。

【質問】白杖や点字ブロックへの理解を深めるためにはどうすればいいと思いますか?

・マスメディアを通じての広報が有効ではないかと思います。(40代/女性/その他)
・義務教育に組み込む。テレビやネット広告を出す。(60代以上/男性/自営業)
・点字ブロックが設置してあるところに文字で説明が書かれていると晴眼者にも分かって良いと思います。(50代/女性/無職)
・学校の授業やモール施設のイベントなどで目の不自由な体験をしてもらい、実際に白杖や点字ブロックの上を歩いて弱者の気持ちを分かってもらう。(40代/男性/会社員・団体職員)
・メディアで分かりやすく取り扱って伝えてもらう。(50代/男性/その他)
・子どもの頃から園や小学校で教え、大人向けにはネット広告に載せて啓発する。(50代/女性/会社員・団体職員)
・テレビCMを流したり、動画サイトやSNS上に広告を表示して、認知度を高めたほうがいいと思う。(20代/女性/会社員・団体職員)
・街なかのイベントや子ども向けイベントで体験の場を設けるとより印象に残りそうです。(30代/女性/無職)
・自分もそうでしたが、義務教育中に習えば記憶に残ると思います。(20代/男性/自営業)
・学校での教育に加え、広報やテレビCMなどで定期的に説明をする。ネットの広告でもCMをすれば多くの方が知ることになると思う。(30代/女性/その他)
・義務教育過程の中でしっかり教える。(20代/女性/会社員・団体職員)
・公共交通機関での広告(吊り広告やステッカーなど)や、学校教育で取り入れる。点字ブロックそのものに「おゆずりください」等の文字を入れる。(40代/女性/その他)


今回実施したアンケート調査によると、白杖の認知度は高く、81.5%が白杖を知っていることが明らかになりました。一方、点字ブロックの意味を理解している人は38%という結果に。普段何気なく見ているだけで、点字ブロックに種類や意味があることを知っている人は少ないようです。
白杖や点字ブロックは目の不自由な人にとって命綱です。障がいに対して理解を深めることができれば、心のバリアフリーが実現できるのではないでしょうか。

■一般社団法人障がい者自立支援サポートとは
一般社団法人障がい者自立支援サポートは2016年に設立し、一般住宅を利用した誰もが安心して暮らせるグループホームを展開しています。地域と行政との密接な連携のもと、障がい者と健常者が幸せを共有できる場を提供しております。

一般社団法人障がい者自立支援サポート
本社:愛知県名古屋市北区若葉通2-3 第3諏訪ビル
代表理事:杉中忠
設立:2016年12月1日
事業内容:障がい者グループホームの開業支援・運営支援
https://sbo.or.jp/
https://sbo.or.jp/lp/business/



配信元企業:一般社団法人障がい者自立支援サポート
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情報提供元: Dream News
記事名:「 6割が「点字ブロックの意味を知らない」と回答。「視覚障がい者を助ける道具」に関するアンケート調査を実施