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外国人の介護学習を支援する一般社団法人外国人介護職員支援センター(千葉県市川市、代表理事 井上文二)は、海外からの特定技能外国人介護職の採用選考時に必要な介護現場での日本語能力を判定するサービスを6月6日より開始しました。これまでは、日本語能力の高い国内の留学生や元EPA等の特定技能介護職採用が中心でしたが、3月に入国規制が緩和され、直接海外からの特定技能介護職の雇用が本格化してきました。そこで、問題となっているのが今までの特定技能スタッフとの日本語能力のギャップです。このギャップをいかに小さくするかが外国人活用においての成功の鍵を握ります。

■短時間の面接では人柄しかわからず

採用選考において重要な判断基準としてあげられるのが候補者の人格です。これは面接時に概ね判断できます。そして次に重要となるのが、コミュニケーション能力の判定です。つまり外国人を即戦力として採用したいのであれば、現場における日本語能力の判定が最重要な判定基準となります。JLPT(日本語能力試験)N4やN3を持っているだけでは実際に現場で通用するかどうかはわかりません。介護現場で必要な「読む」「書く」「聞く」「話す」の能力がどの程度あるのかを、採用決定する前に確実に判断しなければなりません。

制度上、即戦力とみなされている特定技能外国人がはたして即戦力となり得るのかどうか。採用する側の自己責任で人財を見分けなければなりません。

■日本語が即使えるのか?

そこで、特定技能や技能実習生などの来日外国人介護職候補者及び入職者の介護日本語能力を判定可能なZOOM形式のテストが運用可能になりました。スタート段階では、即戦力に十分かどうかの判断が可能な「レベル3」までの判定テストになっています。判定基準はワセダバンドスケールを参考に、当法人独自の基準を採用しています。

■受験時のZOOM収録動画活用で正確な人材選考が可能に

ZOOMにて一人あたり20分程度。JLPT(日本語能力試験N4やN3)やJFTテスト結果等では見えてこない、介護日本語の即戦力レベルが大まかに判定できます。外国人受入側(雇用側)法人が採用面接~内定判断の間で本判定テストを活用される事が望ましいです。(本人がZOOMで受験する際に、法人担当者もZOOMに同席されるのが理想的です。)

ZOOM形式のため、受験時の収録ビデオを採用関係者で共有し、採用判断資料にすることも可能です。

■海外在住特定技能介護候補者のZOOMによる介護日本語研修を毎週、2年間にわたり実施、そのノウハウを活かす

当法人は、2期連続の外国人介護福祉士国家試験合格者数日本一を達成した国家試験対策オンラインコースのみならず、特定技能制度開始の2019年からオンラインにて評価試験対策や合格者への介護日本語教育を展開しています。介護日本語カリキュラムにはワセダバンドスケール方式による総合学習(ステージ5)があり、今回の判定テストはそのスケールに準じて、外国人介護職候補者の日本語実践力を判断するものになります。

■採用担当者がリアルで判断可能

20分程度でテストが終了するように、ランダムで出題します。「書く」テストはZOOMのチャット機能を利用して解答、それ以外の「読む」「聞く」「話す」は受験者が口頭で解答したものを、当法人の担当者がアナログで点数化します。また、点数化された結果だけではなく、採用関係者がZOOM判定テストに同席、あるいはテスト受験動画を確認することにより、各現場のニーズに照らした判断ができます。

判定テストのサンプル動画や出題コンテンツイメージは下記ホームページを参照ください。
http://caregiverjapan.org/welcome/nihongo-test

お問い合わせ先:
一般社団法人外国人介護職員支援センター
〒272-0021 千葉県市川市八幡5-15-14
電話 047-713-6214 FAX 050-3198-1097
メール info@caregiverjapan.org
HP http://caregiverjapan.org/



配信元企業:一般社団法人外国人介護職員支援センター
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情報提供元: Dream News
記事名:「 【業界初】特定技能外国人介護職採用選考時の介護日本語能力レベル判定テスト