空き家を活用したまちづくりを行うリノベーション会社(株)美想空間が、武庫川女子大学の学生とともに、空き家をシェアハウスにリノベーションする提案を展示公開するプロジェクトが2022年1月7日より始動した。

このプロジェクトの舵をきるのは、武庫川女子大学生活環境学部生活環境学科の学生17名(2年生3名、3年生14名)。
暮らしの中のモノ・コト・空間と、人との関係を軸として住空間や衣服、街との関わりといった幅広い分野を学んでおり、今回、実際のリノベーション案件を通して企画提案するプロジェクトである。
依頼主である建物のオーナーがシェアハウスと、近隣地域のためのコミュニティスペース運営を実事業化することを目標として運営企画から設計・認知拡大のための広報活動まで全て学生主動で行われている。

対象物件は、建物のオーナーが生まれ育った、兵庫県西宮市にある築40年鉄骨造6LDKの3階建て。
今津駅から徒歩5分の閑静な住宅街という立地を活かし、西宮周辺の学校に通う学生と外国人留学生のためのシェアハウスを企画。
コロナの影響により留学に行けない学生も多く、シェアハウスでの共同生活を通して異文化交流ができる場所を提案している。
また、ピロティになっている1階のスペースは、地域住民が自由に過ごすことのできる空間を想定し、ベンチなどを設置する予定。定期的にマルシェなどのイベント開催も計画しており、より気軽に集まりやすい場所を目指している。



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2022年3月27日に現段階での学生の提案を地域住民にお披露目するためのイベントを企画している。
イベントはオーナー主催のマルシェと、学生のシェアハウス企画展示を建物全体を使用して行う。
来場者はイベントを通して工事前の建物の状態を見学することができ、2年後にシェアハウスが完成する期待感と、地域の建物としてより愛着を持ってもらえるのではないだろうか。



配信元企業:株式会社 美想空間
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情報提供元: Dream News
記事名:「 まちづくりを学ぶ女子大学生とリノベーション会社が協働。 地域と住人を繋ぐコミュニティスペースを併設したシェアハウスを企画・提案