ITを活用したヘルスケア事業を展開する、株式会社エヌ・エイ・シー(所在地:東京都港区、代表取締役:山崎 直人)は、同社の「健診データを活用した個別通知サービス」が、福井県大野市の保健事業「特定健診未受診者受診勧奨」「糖尿病性腎症重症化予防に関する受診勧奨」において採用されたことを2021年11月1日に発表しました。

<大野市の現状・課題>
大野市における特定健診の受診率は上昇傾向ではあるものの44.1%(令和元年度)であり、国が示す目標値60.0%を目指して、さらに連続未受診者への受診勧奨や、不定期受診者の継続受診への勧奨が求められていました。
また、疾病の傾向としてはここ数年「循環器系の疾患」が第一位を占めていますが、糖尿病に起因すると思われる虚血性心疾患や脳血管疾患については医療機関への受診率も高く、医療費も高額であるため、糖尿病の重症化予防に注力する必要がありました。

<エヌ・エイ・シーの「健診データを活用した個別受診勧奨・通知サービス」の特長>
エヌ・エイ・シーの「健診データを活用した個別受診勧奨・通知サービス」は、保険者からお預かりした健診データを突合・分析し、個人の複数年の健診結果に基づいて自動生成される、個人のリスクに対応した個別の生活習慣改善アドバイスを送付できるサービスです。
通知シートには過去から直近の健診結果推移が一目でわかるようなグラフが表示され、自分自身の健康状態の変化を自覚しやすいようになっています。自身の健診結果に基づいた勧奨シートやアドバイスシートが手元に届くことで、健診受診の必要性を「自分ごと」として捉え、毎年の健診受診や、生活習慣改善等の行動変容を促します。

<大野市の取り組み>
今回大野市では、特定健診の長期未受診者・不定期受診者に対して「個別受診勧奨シート」を送付します。また、糖尿病で医療機関を受診する必要がある層に対しては、「個別医療機関受診勧奨シート」を送付します。
これらのシートには、個人のリスク要因に応じ、複数年の健診結果から完全個別アドバイスが自動生成され掲載されます。さらに、表現方法等を工夫することで人の心理に働きかけ、自発的な行動を後押しする「ナッジ理論」を活用し、受け取った人が自然に受診行動を起こすようにデザインされています。
大野市では、被保険者の方々が健診を受診することで自分自身の健康状態をしっかりと認識し、必要な生活習慣改善を始めることや、医療が必要な層については早期に医療機関受診をすることで、生涯にわたり健康で安心・自立した生活をできるよう目指していくとしています。

株式会社エヌ・エイ・シーについて
ヘルスケア分野におけるITの活用をベースとしたソリューションやサービスを提供しており、国が「データヘルス計画」を推進する以前から健診結果データの分析及び有効活用に着目したサービスを展開し、実績を積んでいます。今後も健診データを活用した「未受診者対策サービス」「特定保健指導参加勧奨サービス」をはじめとした「健診データを活用した個別受診勧奨・通知サービス」を、自治体や健康保険組合へ積極的に提供していく計画です。

「未受診者対策サービス」詳細:https://www.nac-care.co.jp/service/hc_09.html
福井県大野市:https://www.city.ono.fukui.jp/

【会社概要】
社 名: 株式会社エヌ・エイ・シー
設立年月日: 2011 年 3 月 31 日
本社所在地: 〒105-0003 東京都港区西新橋 1-6-21 NBF虎ノ門ビル
代 表 者 : 山崎 直人
主要事業内容: ヘルスケア事業、エンタープライズソリューション事業
U R L : https://www.nac-care.co.jp/



配信元企業:株式会社エヌ・エイ・シー
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情報提供元: Dream News
記事名:「 エヌ・エイ・シーの提供する「健診データを活用した個別通知サービス」、福井県大野市の保健事業「特定健診未受診者受診勧奨」「糖尿病性腎症重症化予防に関する受診勧奨」にて採用