ITを活用したヘルスケア事業を展開する、株式会社エヌ・エイ・シー(所在地:東京都港区、代表取締役:山崎 直人)の提供する「健診データを活用した受診勧奨・通知サービス」が福井県福井市の保健事業として採用されたことを2021年10月28日に発表しました。

【福井市の課題】
福井市では急性心筋梗塞で死亡する人の割合が県・国より高く、月平均の一人当たりの医療費も同規模の自治体や国を上回っていました(福井市国民健康保険第2期データヘルス計画より)。医療費が1か月で 100 万円以上となる疾患として虚血性心疾患や脳血管疾患があり、これらの疾患の共通リスクとして高血圧症や糖尿病、脂質異常症の生活習慣病があることから、福井市では、特定健診の受診率を向上させることと、生活習慣病の重症化を予防することを目標として掲げてきました。

【福井市の実施内容】
今回福井市では「特定健診未受診者への受診勧奨」、「次回の健診でメタボに該当する可能性が高い方への生活習慣改善アドバイスを送付するメタボ直前期通知」、「特定保健指導の対象となった方への参加勧奨」の3つの事業を、エヌ・エイ・シーの「健診データを活用した受診勧奨・通知サービス」を活用して実施することとしました。個人のリスク要因に応じ、複数年の健診結果から完全個別アドバイスが自動生成される個別勧奨・個別アドバイスシートを送付することで、特定健診受診の習慣化と生活習慣改善の後押しをしていきたいと考えています。

【エヌ・エイ・シーの「健診データを活用した受診勧奨・通知事業」とは】
エヌ・エイ・シーの「健診データを活用した個別受診勧奨・通知サービス」は、保険者からお預かりした健診データを突合・分析し、個人の複数年の健診結果に基づいて自動生成される、個人のリスクに対応した個別の生活習慣改善アドバイスを送付できるサービスです。
通知シートには過去から直近の健診結果推移が一目でわかるようなグラフが表示され、自分自身の健康状態の変化を自覚しやすいようになっています。自身の健診結果に基づいた勧奨シートやアドバイスシートが手元に届くことで、健診受診の必要性を「自分ごと」として捉え、毎年の健診受診や、生活習慣改善等の行動変容を促します。

株式会社エヌ・エイ・シーについて
ヘルスケア分野におけるITの活用をベースとしたソリューションやサービスを提供しており、国が「データヘルス計画」を推進する以前から健診結果データの分析及び有効活用に着目したサービスを展開し、実績を積んでいます。今後も健診データを活用した「未受診者対策サービス」「メタボ流入抑制サービス」をはじめとする個別通知に特化したサービスを、自治体や健康保険組合へ積極的に提供していく計画です。

エヌ・エイ・シーのヘルスケア事業:https://www.nac-care.co.jp/service/hc_01.html
福井県福井市:http://www.city.fukui.lg.jp/sub2.html

【会社概要】
社 名: 株式会社エヌ・エイ・シー
設立年月日: 2011 年 3 月 31 日
本社所在地: 〒105-0003 東京都港区西新橋 1-6-21 NBF虎ノ門ビル
代 表 者 : 山崎 直人
主要事業内容: ヘルスケア事業、エンタープライズソリューション事業
U R L : https://www.nac-care.co.jp/





配信元企業:株式会社エヌ・エイ・シー
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情報提供元: Dream News
記事名:「 エヌ・エイ・シーの「健診データを活用した受診勧奨・通知サービス」、福井県福井市の保健事業として採用  ~ 個別通知を軸にした受診率向上・生活習慣改善への試み~