ITを活用したヘルスケア事業を展開する株式会社エヌ・エイ・シー(所在地:東京都港区、代表取締役:山崎 直人)は、同社の「メタボ直前期通知サービス」が、茨城県かすみがうら市において採用されたことを2021年6月7日に発表しました。

<かすみがうら市の課題と目標>
かすみがうら市では高齢層の男性でメタボリックシンドローム(以下、メタボ)該当者が増加し、若年層および高齢層の女性ではメタボ予備群の割合が増加しているという課題を抱えていました。これらを踏まえて、平成30年度~平成35年度のかすみがうら市データヘルス計画において、短期的な目標としてメタボを減らしていくことを掲げています。
メタボとは、内臓脂肪の蓄積により、高血圧・高血糖・脂質異常症などが重複した状態のことで、自覚症状はほとんどないものの、放っておくと動脈硬化が急速に進行し、心臓病や脳卒中などを引き起こす危険性が高まります。また、一度メタボに該当するとメタボから脱却することが困難であることも言われています。

<本事業の実施内容>
今回の事業では、過去3年間の健診結果を分析し、次回の特定健康診査でメタボ該当となる可能性のある方に対し、一人ひとりの現状や今後の生活習慣改善につながるアドバイスを記載した健康増進アドバイスシートを7月下旬に届くように送付します。
エヌ・エイ・シーの「メタボ直前期通知サービス」は、健診結果をもとに抽出した「今後メタボになってしまいそうな人」を対象に、過去の健診結果や問診の回答データをもとに、その人の健康状態や生活習慣を改善するためのアドバイスを個別に生成し、アドバイスシートを個人宛に送付するサービスです。
自身の健診結果の推移がグラフや表でわかりやすく示され、具体的な生活改善アドバイスが記載されたアドバイスシートが個人の手元に届くことで、メタボにならないための自発的な行動変容を起こすことが期待されています。
かすみがうら市では、メタボに該当する前に生活習慣改善の啓発を行うことで、生活習慣病予防につながるという考えから同サービスを採用するに至りました。対象となった被保険者の方が早期に自身の健康状態を自覚し、次回の特定健診でメタボの対象になる人が一人でも少なくなるように、自発的な生活習慣の改善に取り組むきっかけにしていただきたいと考えています。

株式会社エヌ・エイ・シーについて
ヘルスケア分野におけるITの活用をベースとしたソリューションやサービスを提供しており、国が「データヘルス計画」を推進する以前から健診結果データの分析及び有効活用に着目したサービスを展開し、実績を積んでいます。今後も健診データを活用した「未受診者対策サービス」「特定保健指導参加勧奨サービス」をはじめとした健診データ分析サービスを、自治体や健康保険組合へ積極的に提供していく計画です。

「メタボ直前期通知サービス」詳細:https://www.nac-care.co.jp/service/hc_04.html
茨城県かすみがうら市:https://www.city.kasumigaura.lg.jp/

【会社概要】
社 名: 株式会社エヌ・エイ・シー
設立年月日: 2011 年 3 月 31 日
本社所在地: 〒105-0003 東京都港区西新橋 1-6-21 NBF虎ノ門ビル
代 表 者 : 山崎 直人
主要事業内容: ヘルスケア事業、エンタープライズソリューション事業
U R L : https://www.nac-care.co.jp/



配信元企業:株式会社エヌ・エイ・シー
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情報提供元: Dream News
記事名:「 エヌ・エイ・シーの「メタボ直前期通知サービス」、かすみがうら市にて採用