・サブスクリプション型ビジネスモデルへの移行を強力に推進、請求額に占めるサブスクリプション比率は88%、非GAAPベース粗利益率は過去最高の83%
・ACV請求額は、前年同期比13%増の1億4,000万ドルと堅調
・ベインキャピタル・プライベート・エクイティによる投資計画を発表、7億5,000万ドルの転換社債を発行
・Dheeraj PandeyのCEO後継者計画を発表

Nutanix Inc.(本社:米国カリフォルニア州、共同創設者、会長兼CEO: Dheeraj Pandey 以下、Nutanix)は本日、2020年7月31日を末日とする2020年度第4四半期および通期の業績を発表しました。(https://ir.nutanix.com/company/financial/




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Nutanix 2020年第4四半期および通期業績インフォグラフィック

2020年第4四半期の業績ハイライト
・売上高:前年同期比9%増の3億2,790万ドル(2019年度第4四半期=2億9,990万ドル)(1)
・請求額:前年同期比5%増の3億8,850万ドル(2019年度第4四半期=3億7,170万ドル)(1)
・ソフトウェア/サポート(TCV)(2)売上高:前年同期比14%増の3億2,650万ドル(2019年度第4四半期=2億8,690万ドル)
・ソフトウェア/サポート(TCV)(2)請求額:前年同期比8%増の3億8,710万ドル(2019年度第4四半期=3億5,870万ドル)
・年間契約額(ACV)(3)請求額:前年同期比13%増の1億3,990万ドル(2019年度第4四半期=1億2,360万ドル)
・ランレート(計上ベース)年間契約額(ACV)(4):前年同期比29%増の12億2,000万ドル(2019年度第4四半期=9億4,440万ドル)
・粗利益率:GAAPベース粗利益率は、前年同期比増の79.6%(2019年度第4四半期=77.0%)。非GAAPベース粗利益率は、前年同期比増の83.0%(2019年度第4四半期=80.0%)
・純損益:GAAPベース純損益は、1億8,530万ドルの損失(2019年度第4四半期=1億9,430万ドルの損失)。非GAAPベース純損益は、7,900万ドルの損失(2019年度第4四半期=1億580万ドルの損失)
・1株あたり純損益:GAAPベース1株あたり純損益は、0.93ドルの損失(2019年度第4四半期=1.04ドルの損失)。非GAAPベース1株あたり純損益は、0.39ドルの損失(2019年度第4四半期=0.57ドルの損失)
・現金および短期投資:前年同期比減の7億1,980万ドル(2019年度第4四半期=9億880万ドル)
・前受収益:前年同期比30%増の11億8,000万ドル
・営業キャッシュフロー:360万ドル(2019年度第4四半期=970万ドル)
・フリーキャッシュフロー:1,380万ドル(2019年度第4四半期=3,330万ドル)

2020年通期の業績ハイライト
・売上高:前年度比6%増の13億1,000万ドル(2019年度=12億4,000万ドル)(1)
・請求額:前年度比4%増の15億8,000万ドル(2019年度=15億1,000万ドル)(1)
・ソフトウェア/サポート(TCV)(2)売上高:前年度比14%増の12億8,000万ドル(2019年度=11億3,000万ドル)
・ソフトウェア/サポート(TCV)(2)請求額:前年度比10%増の15億6,000万ドル(2019年度=14億1,000万ドル)
・年間契約額(ACV)(3)請求額:前年度比18%増の5億520万ドル(2019年度=4億2,860万ドル)
・ランレート(計上ベース)年間契約額(ACV)(4):前年度比29%増の12億2,000万ドル(2019年度=9億4,440万ドル)
・粗利益率:GAAPベース粗利益率は、前年度比増の78.1%(2019年度=75.4%)。非GAAPベース粗利益率は、前年度比増の81.3%(2019年度=78.1%)
・純損益:GAAPベース純損益は、8億7,290万ドルの損失(2019年度=6億2,120万ドルの損失)。非GAAPベース純損益は、4億6,580万ドルの損失(2019年度=2億7,290万ドルの損失)
・1株あたり純損益:GAAPベース1株あたり純損益は、4.48ドルの損失(2019年度=3.43ドルの損失)。非GAAPベース1株あたり純損益は、2.39ドルの損失(2019年度=1.51ドルの損失)
・営業キャッシュフロー:1億5,990万ドル(2019年度=4,220万ドル)
・フリーキャッシュフロー:2億4,940万ドル(2019年度=7,630万ドル)

GAAPおよび非GAAPベースの財務指標および主要な業績指標の調整内容は、本プレスリリース原文の表をご覧ください。

Nutanixの共同創設者、会長兼CEOであるDheeraj Pandeyは、次のように述べています。「年度の締めくくりとして、堅調な業績をご報告できることを嬉しく思います。さらに、私たちが現在直面しているグローバルな市場環境の先行き不透明感を考慮すると、今回の業績は実に素晴らしいものです。パンデミックの最中にも当社は成長を実証し、年間で16億ドルの請求額を生み出しました。さらに、ベインキャピタル・プライベート・エクイティによる7億5,000万ドルの投資計画は、私たちの眼前にある市場機会を実証すると同時に、財務的な柔軟性とリソースの強化をもたらしてくれます。この結果、事業規模をさらに拡大し、シェアを獲得しつつ、業界のイノベーションの最前線を走り続ける上で、Nutanixは絶好のポジションを確立できます。労働環境が急速に変化する中、当社のソフトウェアとソリューションに対するお客様の評価が上昇している点からも、ITの戦略的な価値は明白です。最後に、当四半期のNutanix最大の製品ニュースは、ベアメタルとAWSによるソリューションの提供開始であり、ハイブリッドクラウドインフラストラクチャー(HCI)の新たな形態を作り出しました。」

NutanixのCFOであるDuston Williamsは、次のように述べています。「第4四半期には、費用管理と現金使用に対する取り組みを継続し、主要なコンセンサス指標のすべてを順調に上回り、ビジネスモデルの変革を進めました。これらの目標を達成したことで、ACV請求額や粗利益率など、数多くの主要な財務指標と営業指標についても、過去最高の結果を残しました。また、サブスクリプション型ビジネスモデルへの移行は大きく前進しており、四半期の請求額に占めるサブスクリプション比率は88%に上ります。サブスクリプションへの移行がほぼ完了した結果、業績見通しで発表する指標についても、当社の事業成長を反映させるべく、具体的にはACV中心の指標へと変更します。」

最近の事業ハイライト
・Dheeraj Pandey、Nutanix経営陣退任の意向を発表:本日別途発表のプレスリリースの通り、次期CEOの選任と就任をもって、Nutanix会長兼CEOのDheeraj Pandeyが経営陣を退任する計画を発表しました。取締役会による次期候補者の正式な選定期間中、Pandeyは会長兼CEOの役職に留まります。
・ベインキャピタル・プライベート・エクイティによる7億5,000万ドルの投資計画と取締役会の新メンバーを発表:本日別途発表のプレスリリースの通り、ベインキャピタル・プライベート・エクイティによる投資計画として、7億5,000万ドルの転換社債の発行を発表しました。Nutanixでは、この投資を自社の成長イニシアチブに役立てる計画です。今回の投資に関連し、9月下旬に予定される取引の完了を条件とし、ベインキャピタルのマネージング・ディレクターであるDavid Humphrey氏とMax de Groen氏の両名がNutanix取締役会に参加します。これとは別に、Nutanixは6月、Virginia Gambaleを取締役会に追加しました。(https://www.nutanix.com/press-releases/2020/nutanix-appoints-virginia-gambale-to-board-of-directors )Gambaleは、経験豊富な取締役会メンバー、技術アドバイザー、投資家であり、金融とビジネスサービスの分野で豊富な経験を誇ります。
・顧客基盤の拡大(https://www.nutanix.com/jp/company/local-customers ):2020年第4四半期末のNutanixの総ユーザー数は、17,360人でした。第4四半期に獲得した顧客には、グローバル2000企業のAIB Group、Cadence Design Systems、Dongfeng Renault、MayBank Singapore、QBE Insuranceなどが含まれます。
・Amazon Web Services対応のハイブリッドクラウド・インフラストラクチャーを提供開始:Nutanixの発表したNutanix Clusters on AWS(https://www.nutanix.com/jp/press-releases/2020/nutanix-clusters-on-aws )は、同社のソフトウェアのシンプルな運用と使い勝手をパブリッククラウドに拡大するもので、その皮切りとなるのがAWSへの対応です。本ソリューションは、異なるクラウド環境を横断した単一のソフトウェアスタックを通じ、ハイブリッド/マルチクラウド時代の技術面・運用面での重要な課題を解消します。
・請求額に占めるサブスクリプション比率が88%に到達:サブスクリプション型ビジネスモデルへの移行を継続した結果、サブスクリプション請求額は前年同期比29%増の3億4,100万ドルに達し、総請求額の88%を占めました。一方、サブスクリプション売上高は前年同期比46%増の2億8,500万ドルで、総売上高の87%を占めました。
・リーダー企業の評価を獲得:米Forrester Research社が発行したレポート「The Forrester WaveTM: Hyperconverged Infrastructure, Q3 2020(ハイパーコンバージドインフラストラクチャー、2020年第3四半期)」で「リーダー」(https://www.nutanix.com/jp/press-releases/2020/nutanix-named-a-leader-in-hyperconverged-infrastructure-by-prominent-independent-research-firm )に選ばれました。Nutanixは、その他の独立系調査会社からも同等の評価を獲得しており、それらすべての調査において、Nutanixソフトウェアは急成長中のHCI市場における揺るぎないリーダーであると評価されています。
・Nutanix Filesの顧客企業数が大台を突破:スケールアウト型ファイルストレージソリューションのNutanix Filesの顧客企業数が、2,500社の大台を突破しました。(https://www.nutanix.com/press-releases/2020/software-defined-storage-solution-nutanix-files-soars-to-a-new-milestone-with-2500-customers )この数字には、約180社のグローバル2,000企業が含まれます。Nutanix Files、Nutanix Objects、Nutanix Volumesは、ファイル、オブジェクト、ブロックストレージのニーズに対応した共通の管理環境を通じ、単一のプラットフォーム上で、ソフトウェア定義型の包括的なストレージを実現する業界唯一のソリューションです。
・NutanixのDesktop as a Serviceソリューションを強化:Nutanix AHVによるオンプレミス・デスクトップ・ワークロードのオンボーディング強化、ユーザープロファイル管理のサポート拡大、Windows AppsのProgressive Web Apps(PWA)への変換機能、Microsoft Azure、GCP、AWSを対象とした、地域サポートの拡大による69リージョンの対応など、Desktop as a Service(DaaS)ソリューションのXi Frameを対象に複数の新機能を追加しました。(https://www.nutanix.com/jp/press-releases/2020/nutanix-strengthens-daas-solution
・あらゆる場所からクラウドインフラストラクチャーを管理するソリューションを提供:あらゆる場所で働くITチームを対象に、クラウドインフラストラクチャーの導入、アップグレード、トラブルシューティングを可能にする最新ソリューションの提供を開始しました。(https://www.nutanix.com/jp/press-releases/2020/nutanix-announces-remote-it-solutions-for-cloud-infrastructure-management )これらのソリューションは、Nutanix Foundation Central、Nutanix Insights(https://www.nutanix.com/jp/products/insights )、Nutanix Lifecycle Manager(https://www.nutanix.com/products/life-cycle-manager )の名称により、いずれもNutanixソフトウェアの一部として提供されるもので、顧客企業への追加コストは不要です。
・「.NEXT」ユーザーカンファレンスを9月8日~11日にオンラインで開催:世界中から参加できる、インタラクティブなオンライン形式を採用することで、Nutanixの年次イベントが生まれ変わりました。基調講演や実践的な技術セッションに加えて、参加者同士やNutanix専門家との交流の機会も用意されます。登録は、Webサイト「.NEXT Digital Experience」(https://www.nutanix.com/jp/next )にて無償で受け付けています。講演者、セッション、トピックに関する最新情報もご覧いただけます。

2021年度第1四半期の業績見通し
Nutanixでは、サブスクリプション型ビジネスモデルへの移行に関連し、契約総額(TCV)の請求額/売上高ではなく、年間契約額(ACV)請求額へと見通しを移行します。移行の背景を説明するため、業績発表カンファレンスコールでは、2021年度第1四半期の四半期業績見通しの発表を再開しました。

Nutanixの2020年度第4四半期および通期の業績に関するプレゼンテーションなど、本業績発表の補足資料は、https://ir.nutanix.com/company/financial でご覧いただけます。

定義
(1) Nutanixが現在進行中のサブスクリプションモデルへの移行に起因する総請求額/売上高の圧縮と、ハードウェア請求額/売上高の大幅な削減を反映しています。

(2) 任意の期間のTCV(総契約額)とは、当該期間中に適用される、ソフトウェア/サポートの総売上高またはソフトウェア/サポートの総請求額として定義され、期間中のパススルーハードウェア売上高に関連する売上高と請求額は除外されます。

(3) ACV(年間契約額)は、プロフェッショナルサービス関連の金額を除外した、年換算の総契約額として定義されます。年換算の総契約額は、総契約額を、当該契約の期間の年数で除すことで計算されます。期間が定められていない契約に関しては、必要に応じて5年間と仮定した期間を使用します。任意の期間のACV請求額は、当該期間中に請求されたすべての契約のACVの総額として定義されます。

(4) 任意の期末のランレートACVは、当該期間末の時点で有効な、すべての契約のACVの総額です。この計算では、当該契約に関する売上高をNutanixが認識する期間に関わらず、契約期間は契約の計上日に開始するものと仮定します。

*本リリースは米国カリフォルニア州サンノゼで現地時間2020年8月27日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文はこちらをご参照ください。
https://ir.nutanix.com/company/press-releases/press-release-details/2020/Nutanix-Reports-Fourth-Quarter-and-Fiscal-2020-Financial-Results/default.aspx

(以上)

Nutanix Inc.について
Nutanixは、クラウドソフトウェアのグローバルリーダーであり、ハイパーコンバージドインフラストラクチャー・ソリューションのパイオニアです。Nutanixのソフトウェアは世界中の企業に採用されており、プライベートクラウド、マルチクラウドを対象に、単一のプラットフォームにて場所・規模を問わないアプリケーション管理を実現しています。詳細については、www.nutanix.com/jp をご覧いただくか、Twitterをフォローしてください (@NutanixJapan)。

(C) 2020 Nutanix, Inc. All rights reserved. NutanixおよびNutanixのロゴマークは米国およびその他の国におけるNutanix, Inc.の登録商標、あるいは出願中の商標です。本リリースに記載されているその他すべてのブランド名は、識別目的でのみ使用されており、各所有者の商標です。



配信元企業:ニュータニックス・ジャパン合同会社
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情報提供元: Dream News
記事名:「 Nutanix、2020年第4四半期および通期の業績を発表