情報流通支援サービスの株式会社オークネット(本社:東京都港区/社長:藤崎清孝)は、2020年3月度のオークネットバイクオークションにおける成約台数を集計し、排気量別ランキングベスト5をまとめました。
 当ランキングは、全国約4,500店のバイク販売店が、オークネット バイクオークションを利用し、ご成約頂いた車両について、排気量別に分けて集計したものです。

<50cc~125ccクラス>
Dio(ホンダ)、トゥデイ(ホンダ)クラスは1~2万円台が主流になっており、最低ラインまで来ています。小売、輸出ともに低迷していることも少なからず影響しています。人気が根強いズーマ(ホンダ)は、玉数が多いものの評価3点※車がほとんどです。程度が良いものは5万円以上で、10万円を超えたのは1台だけでした。125ccクラスは、現行車人気が先行しています。

<250ccクラス>
ビッグスクータークラスは、フォルツア(ホンダ)、マジェスティ(ヤマハ)の玉数が多くマグザム(ヤマハ)とスカイウェイブ(スズキ)は非常に少なくなりました。相場は一桁5万円以下が主流です。程度良いものが10万20万円を付けるケースもありました。一番人気CBR250(MC51)(ホンダ)は50万円台前半が中心で、まだまだ玉数が少ないのが現状です。この辺りは、新型コロナの影響もありません。

<400ccクラス>
銘柄別の成約台数ではホンダとヤマハが多いですが、存在感の大きいのはカワサキ車です。やはり旧車ブームが強まっており、カワサキの400ccスポーツ車の強い相場が目立ちます。ゼファー400(カワサキ)は20~30万円台が中心、ZRX400(カワサキ)は10万円台から40万円台まで幅広くなっています。相場が下がる気配はなく、カワサキ人気はまだまだ続きそうです。

<401ccクラス>
1,000ccスーパースポーツクラスは、高年式車は玉数が極めて少なく、今後とも多くなる可能性は少ないとみられます。そのため10年落ちのCBR(ホンダ)やYZR-R1(ヤマハ)でも50万円以上が中心です。一方、ダエグ(カワサキ)のファイナルモデルは全車100万円超えという人気ぶりで全く下がる気配がありません。

※評価について
総合:10段階評価、(9~0点)

 今後もオークネットでは、モーターサイクル市場での成約ランキングのほか、様々な注目度の高い情報を発信して参ります。

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株式会社オークネット 総合企画室 高野清司、久野文彦、伊藤慶子
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情報提供元: Dream News
記事名:「 オークネット バイクオークション2020年3月成約排気量別ランキング