ルポライターとして名を馳せた故・竹中労によって提唱され、沖縄の島々に伝わるうたを広く伝えるべく1974年に東京・日比谷の野外音楽堂にて初めて開催されたのがこの『琉球フェスティバル』です。翌75年にも開催され、その後ブランクを経て1995年に大阪で、96年には東京でも再開、2019年の今年、東京では24回目を数えることとなりました。

今では関東圏の沖縄音楽ファンが待ちに待つ一大イベントとなったこの『琉球フェスティバル』、今年の出演者は、6年ぶりの出演となる沖縄を代表する音楽家「喜納昌吉」、八重山民謡の第一人者「大工哲弘」、今や琉フェスの顔とも言える「パーシャクラブ」、東京の琉フェスには実に21年ぶりの出演となる奄美を代表する女性歌手「元ちとせ」、島うた界における若き天才歌者「よなは徹」、石垣島出身のエンタメバンド「きいやま商店」!そして司会はもちろん、「ガレッジセール」!

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【公演詳細】
琉球フェスティバル2019

日時:9月23日(月・祝) 開場15:15/開演16:00
会場:東京・日比谷野外大音楽堂(雨天決行)
出演:喜納昌吉&チャンプルーズ/大工哲弘 with 苗子/パーシャクラブ/元ちとせ/よなは徹バンド/きいやま商店
司会:ガレッジセール
主催:テレビ朝日/ぴあ/文化放送/InterFM897/M&Iカンパニー
料金:前売¥7,000/当日¥7,500(全席指定・税込)
チケット発売日:6月14日(金)

【プレイガイド】
・チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:150-253)
・ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:73752)
・イープラス http://eplus.jp/
・銀座わしたショップ 03-3535-6991
・カンフェティ 0120-240-540(平日10:00~18:00)
・M&Iカンパニー 03-6276-1144

お問合せ:M&Iカンパニー 03-6276-1144
http://www.mandicompany.co.jp



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琉球フェスティバルは、今年で24回目を迎える。今回は、八重山から奄美という南北の伝承歌の流れと、新世代とベテランによるポップ&ロックが交差する「日比谷の琉フェス」ならではのラインナップだ。

そして今年は、かの「ハイサイおじさん」が初めて録音されてから50年! 喜納昌吉が6年ぶりに舞台に立つ。島唄のスターだった喜納昌永を父に持つ彼だが、伝承形式にこだわらぬバンドを主体とした「島の歌」を創ってきた。その出発点が「ハイサイおじさん」。後年、アジア各国でカバーされ続けるスーパーヒット「花~すべての人の心に花を」も加わり、彼は唯一無二の存在に。会場を沸き立たせるあの昌吉エナジーが、今回も炸裂する!

大工哲弘は、喜納昌吉と同じく48年生まれ。民謡の計9団体をまとめる島唄の大御所だが、若いファンからの「大工さ~ん」という声にも気軽に応じる人柄だ。伝承文化の危機を憂い、沖縄の行く末を案じる姿勢は一貫しており、それが抵抗歌「沖縄を返せ」や詩人・山之内獏の「生活柄」の再評価へ向かい、もちろん同時に、八重山諸島のピュアな古謡を紹介し続ける活動にもつながっている。

大工哲弘と同じく石垣島出身の新良幸人(あらゆきと)をリード・ボーカルとするのがパーシャクラブ。島唄の重要な継承者、幸人をフロントに置きながらも、新展開をはかり人気を得たバンドとして、これまでヒットを多発してきた。現在のパーシャは、メンバーそれぞれが、「SAKISHIMA meeting」ほか独自の活動をしているため、このバンドをフルメンバーで体験できるのは、どこよりもまずは「日比谷の琉フェス」! なのだ。

昨年、原点回帰ともいうべき、正調の奄美島唄アルバム『元唄(はじめうた)』をリリースし、ファンを驚かせてくれたのが元ちとせだった。「ワダツミの木」(02年)で全国デビューし一気に人気者なった彼女。しかし、その奄美でしかない哀切の声は、以後さらに磨きがかかり、優れたメッセージ・アルバム『平和元年』(15年)にも活かされた。日比谷では彼女、さて、何を歌ってくれる?

琉球古典音楽の大御所たちが全幅の信頼を寄せるマルチプレイヤー……よはな徹。76年、北谷町生まれ。小さな頃から歌と三線の研鑚を積んだ名手だが、故・照屋林助の伝説のお笑い芸「ワタブーショウ」ほか沖縄大衆芸の復活、ザ・ビートルズの三線による超人的なカバーなど、実に多様な活動を続けている。琉フェスの企画プロジェクト「琉球オールスターズ」(16年~18年)のまとめ役でもある。今年は「よなは徹バンド」としてのステージ。

2年ぶりのヒット作『オーシャンOKINAWA』(18年)で、3人組「きいやま商店」は、さらに進化中であることを証明してくれた。楽しくコミカルに、でも時に「離れてても家族」(父親のDVの物語)のように切なく。ラップやレゲエほか音楽ジャンルにこだわらない沖縄的ミックス性が特色ではあるものの、その中味は一途なオキナワ(特に故郷の石垣島)への思慕。彼ら、13年のステージも大いに盛り上がったが、今年はさらに「爆発」か?

司会は、もはや「琉フェスの顔」……ガレッジセール! タレントとして、ゴリと川田広樹の二人はテレビ/ラジオで県内外で相変わらず売れっ子だが、二人はまた「おきなわ新喜劇」の中心としても文化貢献を続けている(今年は、海外も含めた大がかりな新喜劇ツアーも)。さらに今年は、監督・脚本家である照屋年之(ゴリの本名)としての大成功が。奥田瑛二主演のその長編作『洗骨』は、粟国島の葬礼の風習を映画化した。客席から「監督!」「座長!」って呼んであげましょう。

藤田正(音楽プロデューサー)

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【出演者プロフィール】
■喜納昌吉(きな しょうきち)
1948年、沖縄県コザ市(現・沖縄市)生まれ。1967年、兄弟や友人たちと「喜納昌吉&チャンプルーズ」を結成、沖縄で本格的な音楽活動を開始する。1972年、中学生の頃に作った「ハイサイおじさん」が県内でシングル発売、大きな話題を呼ぶ。1977年にはデビューアルバム『喜納昌吉&チャンプルーズ』を発表、戦後沖縄から初めて全国デビューを実現した。沖縄民謡をベースとしたエネルギッシュなサウンドは、国内のみならず世界的に大きな話題を呼び沖縄音楽が注目される契機となった。1980年発表の2ndアルバム『BLOOD LINE』収録曲「花~すべての人の心に花を」は世界60ヶ国以上でカバーされ、売り上げ総数は3000万枚以上にのぼる。96年レコード大賞特別賞受賞、2006年には文化庁「日本の歌100選」に選定された。オリジナリティ溢れるサウンドは世界中で高く評価されており、紅白歌合戦(91年)、アトランタ五輪(96年)、北京五輪(2008年)などをはじめ、世界各国で海外公演を行ってきた。2004年には、参議院選に立候補して当選。一期6年を務めた。70歳を迎えた現在、沖縄・東京に拠点を構え、ライブやレコーディングなど精力的な音楽活動を続けている。
http://www.champloose.co.jp/

■大工哲弘(だいく てつひろ)
1948年、沖縄県八重山郡石垣市字新川に生まれる。1968年、本格的に八重山民謡を山里勇吉に師事。県内外及び海外コンサートにも多く出演、中・東・北欧、米国、中米などで公演行い、96年には南西アフリカ5カ国巡回コンサート。98年・東南アジア諸国。99年・環太平洋4カ国、2011年は南米4カ国巡回コンサートを実現し世界せましと活動を続けている。さらに世界の民族音楽家、ジャズやロックのミュージシャンなどとの共演活動も意欲的に行っている。CDアルバムも20数枚リリース。2013年は「ブルーヤイマ」を発表。99年に沖縄県無形文化財(八重山古典民謡)保持者に指定される。2015年・琉球民謡音楽協会名誉会長に就任、同年、全沖縄の民謡協会9団体の共同代表となる。八重山地方に伝承される多彩な島の歌をこなし八重山民謡の第一人者として地位を築いている。その島唄に愛情を込めて歌う姿勢には共感者が多い。また八重山民謡教室の支部を全国に持ち、沖縄・八重山民謡の普及・育成にも力をそそぐ。現在、沖縄でもっとも幅広い活動をしているミュージシャンである。
http://www.daiku-tetsuhiro.com

■パーシャクラブ
八重山民謡界の旗手・新良幸人をヴォーカルに据え1993年に結成。
沖縄、八重山民謡を洋楽エッセンス溢れる斬新なアレンジで当時の沖縄POPS界に大きな衝撃を与え、また、オリジナル曲は数多くのCMや番組テーマソングに起用され、その作品は多くのアーティストにもカバーされている。結成から26年を迎え、円熟を増した新良のヴォーカル、それを支えるバッキング、ますます冴え渡るステージングで観る者を魅了する。
これまでにアルバム9枚、シングル5枚、DVDを1枚リリースしている。
http:// parsha.myhp.me

■元ちとせ(はじめ ちとせ)
鹿児島県奄美大島出身。2002年に「ワダツミの木」でデビュー。
2012年、ベストアルバム「語り継ぐこと」、戦後70年となる2015年には平和への思いを込めたカバーアルバム「平和元年」をリリース。同作にて第57回日本レコード大賞・企画賞を受賞した。2018年に新録の奄美シマ唄アルバム「元唄(はじめうた)~元ちとせ 奄美シマ唄集~」をリリース。奄美大島に生活の拠点を置きながら、精力的な活動を行っている、日本を代表する女性シンガーの一人である。
http://www.office-augusta.com/hajime/

■よなは徹(よなは とおる)
沖縄県北谷町に生まれた、島うた界における若手実力派歌者。
数多くの賞を受賞した琉球古典音楽の師範として、更に国指定重要無形文化財『組踊』の伝承者としても多くのリスペクトを浴びる。ヨーロッパから南米まで世界各地での公演をはじめ、森山良子、スピッツ、MONGOL800等とのポップスアーティストとの競演、ビートルズのカバーアルバムへの参加。琉球古典・島唄と言うフィールドを越えた活動で沖縄音楽界を支える一人と言っても過言では無い。
https://www.yonaha-toru.com

■きいやま商店(きいやましょうてん)
兄のリョーサ、弟のマスト、従兄弟のだいちゃんで結成された石垣島出身・在住のエンタメバンド。バンド名の「きいやま商店」は、3人のおばあちゃんが 石垣島で営んでいたお店の名前から命名。個々が作詞作曲もこなし、生み出される楽曲は、身内ネタ満載の愉快なコミックソングを始め、バラードからアッパーチューンまでバラエティに富み、老若男女問わず幅広い世代に支持され多くのファンを魅了。2013年にはNHK「みんなのうた」にて「カチャーシ☆ブギ」(作詞作曲:きいやま商店)を発表。2015年~2016年までBSフジ「beポンキッキーズ」のレギュラーも務めた。全国のイベントやライブハウスなどで年間100本以上のライブをこなし、パワー溢れるステージパフォーマンスで多くのリピーターを獲得。2017年には“EX THEATER ROPPONGI”でワンマンライブを成功させた。近年では、「チームしゃちほこ」「琉球ドラゴンプロレスリング」への楽曲提供や、沖縄県内のCM出演やテレビ番組レギュラー、県外でのラジオレギュラー出演などマルチに活躍中。7/4(水)待望のニューアルバム「オーシャンOKINAWA」をリリース!
http://kiiyama.jp

■ガレッジセール
共に那覇市出身のゴリ(本名:照屋年之)と川田(本名:川田広樹)で結成された、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の人気お笑いコンビ。1995年5月コンビ結成。
◯代表作:NHK「ちゅらさん」シリーズ/CD「笑顔のまんま」テイチク エンターテインメント(BEGIN with アホナスターズとして)/CD「あんやんてぃんどう」日本伝統文化振興財団(沖縄サンゴオールスターズ with ガレッジセールとして)/他多数
http://search.yoshimoto.co.jp/talent_prf/?id=016
また現在は、55年の歴史を誇る吉本新喜劇と、沖縄の歴史・文化・風習を取り込んだ完全オリジナルの「おきなわ新喜劇」を立ち上げ、ゴリを座長とし、沖縄でしか観られないガレッジセールならではのコンテンツを生み出している。
http://okinawa-shinkigeki.com

【会社概要】
■ 会社名:株式会社エムアンドアイカンパニー
■ 代表者:一瀬啓永
■ 設 立:1982年5月10日
■ 所在地:東京都渋谷区初台2-27-5-205
■ TEL:03-6276-2411
■ URL:http://www.mandicompany.co.jp



配信元企業:株式会社エムアンドアイカンパニー
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情報提供元: Dream News
記事名:「 沖縄音楽の祭典「琉球フェスティバル2019」今年も開催決定! 沖縄を代表する実力派唄者が勢揃い!! 9月23日(月・祝)東京・日比谷野外大音楽堂