• 8か国にまたがる16のラボで52社が協力


  • 主な活動にはサブシステムやエンドツーエンドのテスト、セキュリティテスト、高度なRICテスト、実地試験などが含まれる

ドイツ、ボン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --無線アクセスネットワークのオープン化と知能化、バーチャル化、そして完全な相互運用を可能にするという理念を実現しているO-RANアライアンスが、「2023年秋O-RANアライアンスグローバルプラグフェスト」の成功を発表しました。




O-RANグローバルプラグフェストはO-RANアライアンスが企画・共同スポンサーを行う定期的なイベントで、組織化されたテストと統合を通じてO-RANのエコシステムの効果的な進展を実現します。ベンダーやプロバイダーが集まり、製品やソリューションのテスト、評価、検証を行います。


2023年秋O-RANグローバルプラグフェストはO-RAN技術の重要なテストと検証を実施し、業界による継続的な採用を支援・促進しました。テストでは参加者にO-RAN機器の適合性、性能、相互運用性の検証がもたらされ、より幅広い技術採用のためのハードルを克服するための問題に取り組み、新しい機能、シナリオ、アプリケーションの探求が促進されました。注目すべきは、2つのラボがO-RAN機器の実地試験を行ったことです。ひとつは地方環境、他方は都会環境で行われました。


2023年秋O-RANグローバルプラグフェストは24の主要なオペレーター、Open Testing &Integration Centres(OTIC)、独立機関によって共同開催されました。2023年9月から11月にかけてアジア、ヨーロッパ、北米の16ラボで実施され、52の企業や機関が参加し、その多くは複数の会場に参加しました。


「グローバルプラグフェストへの業界からの継続的な参加は、O-RAN推進へのコミットメントと進歩を示しています。」と、O-RANアライアンスの取締役会長およびドイツテレコムのグループテクノロジーSVP(シニアバイスプレジデント)であるAlex Jinsung Choiは述べています。「2023年秋のプラグフェストでは、テストの範囲をラボベースの適合性や相互運用性以上に拡大しました。セキュリティの検証はプラグフェストを通じて引き続き最優先事項となりました。いくつかの会場では、省エネのRICのデモンストレーションが開催され、持続可能性の目的達成を可能にしました。また、参加者はAI/MLを応用し、ネットワーク運用のインテリジェントな自動化を実現しました。」


2023年秋O-RANグローバルプラグフェストへの参加者


O-RANアライアンスは、2023年秋O-RANグローバルプラグフェストにおけるコミュニティからの高い関心に感謝し、以下を含むO-RANコミュニティの主催者、ラボ、参加者の皆さまを称えたいと思います。


Aarna Networks、Actiontec、Aira Technologies、AirHop Communications、アナログ・デバイセズ、Anritsu、AT&T、CableLabs、Calnex Solutions、Ciena、COSMOS Lab、Dell Technologies、ドイツテレコム、Digital Catapult、ディッシュ、DZS、EANTC、EURECOM、ETRI(Electronics and Telecommunications Research Institute)、富士通、Future Connections、Hewlett Packard Enterprise、HFR、i14yラボ、Infinera、Innowireless、Intel、Juniper Networks、KDDI、キーサイト・テクノロジー、レノボ、LG Uplus、MAVENIR、NEC、Net AI、ナショナルインスツルメンツ、NIST、ノキア、NTTデータ、NTTドコモ、NVIDIA、オレンジ、PHYTunes、POWDER Lab Site、クアルコム、クアンタ・クラウド・テクノロジー、Radisys、楽天モバイル、楽天シンフォニー、レッドハット、Ribbon、Rimedo Labs、Rohde&Schwarz、サムスン電子、Sercom、Simnovus、SK Telecom、ソフトバンク、Software Radio Systems、SOLiD、Spirent Communications、Super Micro Computer、Telefonica、TIM、UNH-IOL、ベライゾン、VIAVIソリューションズ、VMware、ボーダフォン、VVDN、Wind River、Wiwynn Corporation、Xena Networks、YRP (横須賀リサーチパーク) 研究開発推進協会。


O-RANアライアンスについて


O-RANアライアンスは、無線アクセスネットワーク(RAN)業界で働いている300以上の移動体通信事業者やベンダー、研究・教育機関を含む世界規模のコミュニティです。無線アクセスネットワークがどのモバイルネットワークにも必要不可欠な要素であるため、O-RANアライアンスの理念は、より知能的でオープンで、バーチャル化された完全に相互運用性のあるモバイルネットワークに向けて業界を再形成することです。最新のO-RAN仕様により、ユーザーエクスペリエンスを向上させるイノベーションを加速させ、より競争的で活気のある無線アクセスネットワーク・サプライヤー・エコシステムが可能となります。O-RANベースのモバイルネットワークは無線アクセスネットワークの展開効率と移動体通信事業者による運営効率を同時に向上させます。この達成のために、O-RANアライアンスは新規の無線アクセスネットワーク仕様や無線アクセスネットワーク用オープンソフトウェアを公開し、それらの実施の統合とテストにおいて会員を支援します。


詳細については、www.o-ran.orgをご覧ください。


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pr@o-ran.org
O-RAN ALLIANCE e.V.

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情報提供元: ビジネスワイヤ
記事名:「 O-RANアライアンス、2023年秋のプラグフェストを通じてグローバルに技術準備を推進